…[mieコラム]…

(#77)ノ-トん?
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巨人の昔話.ミ-ティングが終わり感想文を書いて来いと課題を出され.どの選手もレポ-ト用紙にぎっしり何ペ-ジも書いて来たけれどミスタ-ジャイアンツ長嶋さんは[よくわかりました]と,たった一行だけだったという笑い話として伝わっている有名な話があります.Apple社の会議中せっせとノ-トとっている人を見つけ[君出て行ってくれ明日から来なくていいから]とジョブズ氏がその場で即刻クビしたという話もあります.メモ取らないと覚えられないような奴は不要だとさ.ある作曲家は曲が思い付いたらノ-トやカセットにはとらず一度忘れてみるそうです.その後そのメロディが思い出せなかったとしても,それはそれだけの作品だと言うのです.学生の頃ノ-ト取る時は先生の話はそっちのけです.そのくせ後でそのノ-トを見返すなんて事はやった覚えがありません.何故だか[ノ-トをとる]という作業は良い事してるような錯覚があります.[偉いぞ],[ちゃんとしてるぞ]という感じ.[これで大丈夫]というような安心感もあります.横で一生懸命ノ-トとってる人がいると,とってない自分に焦りを感じたりします.でも,それは逆のような気がします.ノ-トなんかとらなくても大切な事,興味のある事,知りたかった事は覚えているものです.とらなかったんだから,しっかり覚えようとします.忘れてしまうという事は,それだけの事だったという事であります.過去や今を未来に残すという気持ち.残さなければと焦る気持ち.消えてなくなる事がすごく怖い.みんなそんな気持ちなのはわかります.だけどほんとに大切なのは[今]なのです.はい,ここノ-トにとってね.[99.05.25書]
(C)1996-2001 mie
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